映画グリーンブック
Huluで映画「グリーンブック」を観た。2019年アカデミー賞受賞作品。
心温まるいい映画だった。
映画の最後のあたりで、黒人のピアニストのツアーの最後のホテルで人種差別をされて、怒ってホテルを飛び出たあとに入った喫茶店は黒人しかいない店だった。そこでは、誰も黒人ピアニストを差別しなかった。僕はこれを観て、「人はいるべき場所があるんだよなぁ」と思った。黒人ピアニストが白人の中にいて、白人からの侮辱に耐えたり、品位を保とうとした努力をいくらしても幸せにはなれないと思う。彼には彼の居場所があるし、そこに行くべきだ。もし彼が黒人でゲイなら、そのままでいられる場所、相手と居るべきだ。現実には探すのは大変だが、僕は「相性」というものがちゃんとあると思う。あなたがいるべき場所。ダメなら次ダメなら次の精神で外に外に行って、出会うべきだ。世界の広さを信じるんだ。
いい映画だったけど、現実の厳しさも見せられた気がして、少し暗い気持ちになる。。
この映画のササキの格付け・・「2級」
ササキの格付け
1級・・私が心から愛している作品たちで生涯を通して何度も見返したいと思えるもの。
2級・・かなり面白い作品で満足感のある作品だが、2回目はもういいかなと思える作品。
3級以下・・あまり面白くなくて、人にはおすすめできない作品。
